2階建ての観光バスは風が心地よい

東京には、「スカイバス」という2階建ての観光バスがあります。2階部分は天井がなく、そこに乗客が乗ります。乗り場は東京駅すぐ近くにあるので、外国人の観光客も利用しているのを見かけたことがあります。

いくつかルートがあって、ルートによって所要時間やお金も変わります。私は丸の内・皇居・銀座を回るコースと、レインボーブリッジを通るコースを選んだことがありますが、天気のいい日は最高に気持ちが良いです。オープンカーに乗れるほどのお金持ちではないので、風を受けながらレインボーブリッジを走り抜ける体験は爽快そのものです。

バスの乗り心地は、いわゆる普通のバスで、特別乗り心地がいいという訳ではありませんが、気になるようなところもありません。席は二人掛けで、十何列かあるイメージです。席は予約時に指定されるので、自分で選べる訳ではなく、前か後ろかは運しだいです。

ちなみにバスには添乗員さんがいて、回るルートのマル秘情報や見どころなども説明してくれます。添乗員さんは何人かいて、知識や話し方にも個性があります。東京観光が初めての方はもちろん、東京に住んでいても、今まで知らなかったようなコアな情報を教えてくれたりするので、豆知識として他人に話せるネタが増えるかもしれません。

雨天でもよほどの豪雨や雷などの悪天候以外は中止になることはないようです。雨だった場合は、レインコートが配られて、それを着て観光します。ただし、バス側が中止判断をすることがあるようなので、事前に確認するのが無難だと思います。

ちなみに、私は雨の日に乗ったことはありませんが、冬の寒い日に一度乗車したことがあります。冬の冷たい風がダイレクトに顔に直撃し、とても寒い思いをした経験があります。一緒に乗った同乗者と体を寄せながら、「寒いねー」なんていいながらバスに乗ったのもいい思い出です。

乗車券は、予約制になっており、希望の時間にインターネットや電話で予約します。デートや旅行で利用する場合は予約しておいた方がスムーズに行くでしょう。平日は予約なしでも乗れることもあるみたいですが、土日は休みの人も多いので、予約が確実です。

ちなみに、私は乗ったことはありませんが、スカイバスの会社には水陸両用バスもあるそうです。水と陸を一つのバスで走れるなんて子供が喜びそうですね。スカイツリー方面や、横浜や夜景のコースまであるそうなので、休みの日は行ってみたら楽しいと思います。

超豪華な長距離バス

たまたま目にした記事はアメリカ西海岸のサンフランシスコからロサンゼルスまでの約600キロを突っ走るキャビンというスーパーゴージャスな長距離バスについてでした。大型観光バスの中は24台のベッドがカプセルホテルのように並んでおりふわふわのマットレスと布団でゆったりとリラックスしたまま朝にはロサンゼルスへ到着するという夜行バスです。車内には個室の部屋とラウンジやトイレなどが全て配置されているのでまさに動くホテルというコンセプトにぴったりです。

これと同じようなコンセプトのゴージャスな個室ベッド装備の夜行バスが日本にもあるのだと知りました。ドリームスリーパーという夜行長距離バスが、それです。横浜から広島間を約12時間かけて快適に繋ぐようです。これも完全個室で車内は何と日本らしく土足厳禁なので清潔感があります。

車内はプライバシーに配慮した設計になっているので自分の個室に入ると完全に自分だけの空間を手に入れることができるのです。これは12時間という長時間の移動でも体を十分に休めながら現地到着できるので忙しいビジネスマンにもぴったりですね。寝ながら現地入りできるのは何よりの魅力でしょう。

こういった高級夜行バスを運行している路線は現在はまだまだ少ないようですが、需要はかなり高いはずなので今後もどんどん増えてくることは間違い無いでしょう。飛行機で移動すれば確かに1、2時間で移動可能で時間的な節約にもなるかもしれません。ですが夜寝ている時間を移動時間にあてるという考えも無駄な時間を作らず効率的に目的地に到着できるので決して悪くはないのではないでしょうか。

ゆとりをもった旅行にも活用できますし、時間に追われた出張にも活用できるので、どんな目的にもフィットする新しい手段としてますます人気が出てきそうですね。昔は夜行列車の寝台列車がありましたが、今はバスがより手軽でコスパのよい移動手段となっている気がしています。時代の移り変わりとともにこうした新しい長距離移動の方法が実用的になってくるのでしょう。

一人旅でもグループ旅でもこういったホテルタイプの高級長距離夜行バスを上手に使えば楽しい旅の思い出を作るには事欠かないはずです。実際にこうした豪華バスの予約は夏休みやお盆シーズンなどにはなかなか取りにくいそうです。こうしたゆったりとしたバス旅をするにはなるべく早めから計画をして早めの予約を入れることが望ましいでしょう。